ヒッグス粒子 ニュートリノ
ニュートリノは光速を超えているのか、ヒッグス粒子の発見はあるのか?
CERN研究グループからの衝撃的な発表のあと、反論も相次いでいる。 果たして今年決着がつくのか。 これは間違いなく2012年の最大の関心事に違いない。
米ワシントン大(ミズーリ州)の研究チームは23日、「
光より速いニュートリノはできにくい」とする理論計算の結果を発表した。
9月に発表された直後から、世界的に論争を呼んでいる「
超光速ニュートリノ」に対する新たな反論として注目される。
「
超光速」を観測した国際研究チームOPERA(オペラ)の実験では、超光速ニュートリノは高速の陽子を標的にぶつけてできる「パイ中間子」と呼ばれる粒子からできることになっている。
しかしチームの計算ではこの反応は起きにくく、南極でのニュートリノ観測でも裏付けられるという。
「超光速」を巡っては、OPERAに参加するイタリアの国立研究所の別グループの11月の論文など、異論・反論が相次いでいる。
2012-01-19 12:13
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